COROS Pace 4を使い始めてしばらく経つが、正直ずっと気になっていた機能がある。
ランニングレベルテスト(フィットネステスト)というやつだ。
ウォッチのメニューに最初からあるのは知っていた。でも「なんとなく怖い」「きつそう」で後回しにしていた。5/17のハーフマラソンが2週間後に迫った今日、ようやくやる気になった。
結論を先に言う。やってよかった。数字が自分の現在地を教えてくれた。
ランニングレベルテストとは
COROS Pace 4には「フィットネステスト」という機能が内蔵されている。その中の「ランニングレベル」を選ぶと、ウォッチが自動でメニューを組んでくれて、走りながら以下の数値を計測・更新してくれる。
- ランニングレベル(総合スコア)
- 有酸素レベル(低強度の持久力)
- 乳酸閾値レベル(テンポ走の強度帯)
- スピード持久力
- スプリント
- VO2Max・閾値ペース・乳酸閾値心拍数
普段の走りからも少しずつ更新されるが、このテストをやると一気に精度が上がる。実際に今日やってみてそれを実感した。
やり方・手順
① フィットネステストを選ぶ
ウォッチのボタンを長押し → メニューから「フィットネステスト」を選ぶ。

② ランニングレベルを選ぶ
テストの種類は「ランニングレベル」と「FTPテスト」の2択。今回はランニングレベルを選択。

③ 最近の10kmタイムを入力
「最近の10kmの完走タイムを入力してください」と表示される。これをもとにテストのペース設定が決まる。

私の10kmベストは39分51秒なので、「38〜40分」を選択した。

テストの内容(全6ステップ)
ペース設定が決まったら、あとはウォッチの指示に従って走るだけ。全部で6ステップ構成だった。
Step 1:ウォームアップ(ジョギング 5分)

最初の5分はゆっくりジョグ。ここで体をほぐす。
Step 2〜4:最大心拍数テスト(段階走)
ウォームアップが終わると、徐々にペースを上げながら定常走行を繰り返すフェーズに入る。ウォッチが「このペースで3分走れ」と指示してくる。


ここが一番きつい。「4’05″〜3’40″」の幅の中で3分間走り切る。心肺がちゃんと追い込まれている感覚がある。

Step 5:オプションテスト(3分)
それまでのテスト結果をもとに、ウォッチが自動でオプションのペースを設定してくる。「以上のテストに基づき、オプションのテストペースを確定」と表示される。ここも3分間の定常走行。

Step 6:クールダウン(ジョギング 5分)

最後は5分間のゆっくりジョグでクールダウン。終わってみると、全体で40分弱のランになっていた。
テスト結果と数値の読み方
テストが終わるとアプリに結果が反映される。今日の結果がこれだ。

| 指標 | 今回 | 変化 |
|---|---|---|
| ランニングレベル | 91.2 | ↑1.5 |
| 有酸素レベル | 90.7 | ↑1.5 |
| 乳酸閾値レベル | 90.2 | ↑1.4 |
| スピード持久力 | 90.2 | ↑1.4 |
| スプリント | 90.2 | ↑1.4 |
| VO2Max | 57 | — |
| 閾値ペース | 4’01″/km | ↑7秒改善 |
| 乳酸閾値心拍数 | 173bpm | — |
数値の意味を簡単に補足しておく。
- ランニングレベル:0〜100のスコア。高いほど総合的な走力が高い
- 乳酸閾値レベル(閾値ペース):「この強度まではギリギリ有酸素で走れる」限界ペース。レースペースの基準になる
- VO2Max:最大酸素摂取量。持久系スポーツの指標として世界標準で使われる数値
私にとって特に重要だったのが閾値ペース 4’01”という数値だ。
5/17のハーフマラソンで1時間25分切りを目指しているが、そのために必要なペースは4’02″/km。閾値ペースとほぼ同じ数字が並んだ。体はそのラインにいる。あとはレースで出し切れるかどうかだ。
テストをやるまで「なんとなく調子いいかも」だったのが、数字で「ここにいる」と確認できた。それだけで全然違う。
いつやるべきか・頻度は
実際にやってみて気づいたことをまとめておく。
- レース前4〜6週のタイミングが一番有効。仕上がり具合を数値で確認できる
- 疲労が抜けた状態でやること。疲れているときは数値が低く出る
- テスト後は168 TL 前後の負荷がかかる。翌日は強度を落とすか完全休養が吉
- 頻度は月1回程度が目安。やりすぎると消耗する
私は今日169TLの負荷がかかって、リカバリーに38時間かかる状態になった。明日は完全休養にする。
まとめ
COROS Pace 4のランニングレベルテスト、やってみると思ったよりシンプルだった。ウォッチの指示に従って走るだけで、40分弱で全能力値が更新される。
「今の自分はどこにいるのか」が数字でわかると、練習への向き合い方が変わる。感覚だけで走っていたときと、明確に違う。
COROS を使っているのにこのテストをやったことがない人は、一度試してみてほしい。知らないでいるのはもったいない機能だと思う。





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