補給食のレビューを続けてきて、はっきりわかったことがある。補給食は続けるとお金がかかる。週末のロング走のたびに200〜300円のジェルを使っていたら、月に数千円が消えていく。そこで頼れるのが「練習用の安いやつ」だ。
今回はアルペンのプライベートブランド商品「毎日飲みたい おいしいエネルギーゼリー」(レモン風味)を28kmロング走で実飲してきた。1個100円前後という圧倒的なコスパのゼリーは、練習の相棒になり得るのか。正直にレビューする。
私は40代の市民ランナー。月300kmほど走り、補給食はこれまで10種類以上をロング走とレースで試してきた。日々のランニングはX(エックス)でつぶやいているので、よかったらフォローしてほしい。
アルペンのエネルギーゼリーとは

スポーツ用品店のアルペン(スポーツデポ)が販売するPB(プライベートブランド)のエネルギーゼリー。180gで185kcal、脂質0g、パッケージには「塩分補給」の表示もある。レモン風味・果汁3%だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容量 | 180g |
| エネルギー | 185kcal |
| 脂質 | 0g |
| 味 | レモン風味(果汁3%) |
| 特徴 | 塩分補給表示・キャップ式 |
| 参考価格 | 1個100円前後(アルペン店頭) |
比較対象になるのはコンビニ定番のinゼリー エネルギー(180g・200円前後)あたり。ほぼ同じ容量・カロリーで約半額というのが、このゼリーの立ち位置だ。
実飲レビュー|28kmロング走で試した
甘ったるさがなく、スッキリ飲める
エナジー系のゼリーやジェルは「とにかく甘い」ものが多いが、これは甘ったるさが特にない。レモン風味も程よく、走って喉が渇いた状態でもスッキリ飲める。同じ日に飲み比べたマグオンのジェルが「劇的に甘い」タイプだったので、この差は際立った。ゼリーというより「濃いめのスポーツドリンクを飲んでいる」感覚に近い。
キャップ式は手間もあるが「分けて飲める」

飲み口はスクリューキャップ式。ジェルの切り口と違って開けるのにひと手間かかるし、キャップというゴミ(というか管理物)も発生する。レース中の一発勝負なら明確にマイナスだ。
ただ、練習ではこれが逆に利点になる。キャップを閉めれば分けて飲めるので、ロング走の10km地点で半分、20km地点で残り、という使い方ができる。180gを一気に流し込む必要がないのは、ジェルにはない柔軟さだ。
水分補給も兼ねられるのがロング走向き
180gの水分量があるので、エネルギー補給と水分補給を同時にこなせる。真夏のロング走では「給水ポイントまでのつなぎ」としても機能してくれた。塩分補給の表示もあり、汗をかく季節の練習にはちょうどいい設計だ。
携帯性|ここは正直弱い


41gのジェルと比べると180gはさすがに大きく、携帯性は良くない。ランパンのポケットに入れると揺れと存在感がそれなりにある。ポーチやベスト前提か、周回コースなら置き補給にするのが現実的だ。ここは「安くて大容量」の裏返しなので、割り切りポイントだと思う。
使いどころ|練習用。レース用ではない
総合すると、このゼリーは完全に練習向きだ。キャップの開け閉めとサイズを考えると、1秒を惜しむレースで使うものではない。レース用は飲みやすさに全振りしたジェルに任せて、こちらは週末のロング走の定番に置く。
1個100円前後なら、毎週のロング走に使っても月400円ほど。inゼリーの半額、ジェルの3分の1だ。「練習は安く、レースは確実に」という補給食の使い分けの、「練習は安く」を担うのにぴったりの1本だと思う。
| 良い点 | 気になる点 |
|---|---|
| 1個100円前後の圧倒的コスパ | キャップ式は開け閉めが手間 |
| 甘ったるくなくスッキリ飲める | 180gは大きく携帯性が悪い |
| 分けて飲める・水分補給も兼ねる | レース向きではない |
| 塩分補給表示で夏の練習向き |
まとめ|ロング走の定番にしていい「練習用コスパ王」
アルペンのエネルギーゼリーは、約100円で185kcalと水分と塩分をまとめて補給できる、練習用のコスパ王だった。甘すぎない味で毎週使っても飽きにくいのもいい。アルペンやスポーツデポに寄ったら、まとめ買いしておいて損はない。
▼ 購入はアルペン・スポーツデポの店頭、またはこちらから。
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