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2026年10月17日、モエレ沼公園の「札幌たまねぎリレーマラソン2026」に出た。3人のチームで、フルリレー(42.195km)のたすきをつないだ。
結果は、フルリレーで、私たちが出た部門の1位だった(表彰は部門ごとに行われる)。副賞は、駄菓子の「キャベツ太郎」30個(玉ねぎマラソンなのに)だった。
この大会は、ただのリレーマラソンではない。コースの途中で、玉ねぎを拾って走る。この記事では、当日の流れ、コース、たまねぎエイドの決まり、待ち時間の過ごし方を、出た人の目で書く。
先に結論|家族や仲間で楽しむ、玉ねぎの大会
- 家族や仲間で出る、アットホームな大会だ。本気で走る人は少なめで、応援が近い
- コースは1周1,406m。起伏はほとんどないが、周りに建物がないので風をまともに受ける
- 「たまねぎエイド」が名物。取った玉ねぎは、持ったまま1周走る
- 私たちは3人で、1周ずつ交代した。出た部門で1位だったが、3人はきつかった。4人以上をすすめる
- 寒さよけのテントは、自分たちで用意したほうがいい

大会の基本情報
大会のホームページ(2026年10月17日に確認)の内容を、まとめておく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第6回 LOVE北海道RUN!札幌たまねぎリレーマラソン2026 in モエレ沼公園 |
| 開催日 | 2026年10月17日(土) |
| 会場 | モエレ沼公園(札幌市東区)。受付は陸上競技場の正面施設前 |
| 種目 | フル(30周)・ハーフ(15周)・10km(7周) |
| 1周の距離 | 約1,406m(2026年は陸上競技場の改装のため、新しいコース) |
| チームの人数 | フル・ハーフは3〜15人、10kmは2〜7人 |
| 受付・スタート | 受付9:00〜10:00、スタート10:30(全種目) |
| 制限時間 | 4時間30分 |
| 参加賞 | 北海道産の玉ねぎ(1人5個)と飲み物 |
| その他 | 更衣室あり(男女別)、給水あり、芝生にテントを張ってよい |
チームの全員が、最低1周は走る。そのうえで、誰が何周走っても、走る順番や回数を変えてもいい。休んだあとに、もう一度たすきを受けてもいい。1周ずつ交代したのは、私たちのチームで決めた作戦だ。
申し込みの締め切りや参加費は、年によって変わる可能性がある。出る年の大会ページで確かめてほしい。
当日の流れ
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 9:30ごろ | 会場に着く |
| 10:30 | スタート |
| 10:37ごろ〜13:05ごろ | 私が10周を走った(1周ずつ交代) |
| 13:10ごろ | 表彰式 |
| 13:30ごろ | 会場を出る |
駐車場は、公園の駐車場を使う。広くて、混雑はなかった。トイレも数があって、空いていた。


コース|起伏はないが、風をまともに受ける
コースは、モエレ沼公園の中を回る1周約1,406mの周回だ。起伏はほとんどない。舗装された道と、ブロック舗装の道がある。
気をつけたいのは、風だ。周りに建物がないので、風をまともに受ける。
この日は、コースの後半が強い向かい風だった。風の壁に跳ね返される感じで、毎周、そこでペースが落ちた。
気象庁の記録(札幌の観測地点)では、昼前後の風速は毎秒7〜8m、風向きは北西だった。気温は13〜14℃だった(気象庁「過去の気象データ」)。観測地点は会場から離れていて、会場の風そのものの値ではない。




モエレ沼公園を普段の練習で走るときのコースは、こちらにまとめている。

たまねぎエイド|取った玉ねぎは、持ったまま1周走る
この大会の名物が、「たまねぎエイド」だ。スタート地点の近くにあって、何周かに1回、予告なしに開く。開いたときにそこを通れば、玉ねぎを持っていける。
大会ページに書かれている、主な決まりは次のとおりだ。決まりは、毎年少しずつ変わるとされている。
- 取った玉ねぎは、必ず持ったまま1周走る
- 取れるのは、たすきを付けている人だけ
- 持ってきた袋に詰めるのはだめ。帽子や服など、身に付けているものに入れるのはいい
- 途中で落としたら、必ず拾う
- エイドは強制ではない。記録を狙う人は通り過ぎていい
会場では、持ちきれないほどの玉ねぎを抱えて走る人がたくさんいた。私も、両手に1個ずつを5回ほど持っていった。そこそこ邪魔だった。



私の走り|10周、1周ずつ交代した
3人のチームで、フルの30周をつないだ。私は10周を走った。1周ごとに、スタート地点でたすきを渡して交代した。
1周目は、1位を狙っていたのに、周りのチームのペースが分からず、速めに入った。最初の1kmは3分22秒だった。
| 周 | 距離(km) | 時間 | ペース(/km) | 平均心拍 | 最大心拍 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1.49 | 5分49秒 | 3’55 | 173 | 181 |
| 2 | 1.47 | 5分39秒 | 3’51 | 172 | 182 |
| 3 | 1.46 | 5分38秒 | 3’51 | 172 | 183 |
| 4 | 1.48 | 5分45秒 | 3’53 | 171 | 182 |
| 5 | 1.46 | 5分46秒 | 3’57 | 169 | 180 |
| 6 | 1.49 | 6分07秒 | 4’05 | 170 | 181 |
| 7 | 1.46 | 5分40秒 | 3’53 | 170 | 181 |
| 8 | 1.48 | 5分52秒 | 3’58 | 172 | 182 |
| 9 | 1.47 | 6分00秒 | 4’05 | 169 | 181 |
| 10 | 1.47 | 5分39秒 | 3’51 | 169 | 184 |
距離と心拍は、私の時計(COROS)の記録だ。時計の距離は1周1.46〜1.49kmで、大会の1,406mより少し長く出ている。合計は約14.7kmで、平均のペースは1kmあたり3分56秒ほどだった。
大会の距離(1周1,406m×10周=14.06km)で計算すると、平均は1kmあたり4分07秒になる。時計のラップを押すのが遅れた周もあるので、1周ごとの数字には少し誤差がある。

正直に書くと、走る前に決めていたのは「1回に2周まで、合計3kmほど、心拍150以下」だった。9月にすねを痛めて、戻している途中だったからだ。実際には3人で30周を分けたので、1人10周になった。心拍も、決めていた線を大きく超えた。
走っている間も、走ったあとも、すねとふくらはぎに痛みは出なかった。翌朝(10月18日)も2日後の朝(10月19日)も、起きたときや歩いたときの痛みはなかった。ただ、速く走った負担は、あとから出てくることもある。ケガから戻している途中の人は、チームの人数を増やして、走る量を決めておいたほうがいい。
練習として見ると|閾値に近い1.4kmを、長い休みで10本
練習の種類に当てはめると、この日の走りは「閾値に近いペースの反復を、休みを長くした形」になる。1本は約1.4km・約6分で、ペースは1kmあたり3分51秒〜4分05秒、平均心拍は169〜173だった。1本の後半は、COROSの乳酸性閾値ゾーン(165〜176)を超えて、177〜183まで上がっていた。休みは1回およそ10分で、その間に心拍は115〜133まで下がっていた。
休みが長い点は、レペティション(レペ)に似ている。ただ、レペは200〜400mを全力に近い強さで走る練習で、1本の長さも強さも違う。練習ペースの種類は、こちらにまとめている。

休みが長いと、1本ごとは楽に感じる。そのぶんペースが上がりやすく、合計の量も増えやすい。リレーマラソンを練習のつもりで走るなら、自分が走る周回の数を先に決めておきたい。
待ち時間の過ごし方|冷え切る前に、次の番が来る
1周ずつ交代すると、待ち時間は1回10分ほどになる。体が冷え切る前に、次の番が来た。ほかの人たちは、上着を着て待っていた。
更衣室のテントはあったが、寒さよけのテントは大会では用意されていない。ポップアップテントのような、風よけになるものがあるといい。芝生にテントを張るのは、大会ページでもいいとされている。
補給は、特にしなかった。お茶を飲んだくらいだ。
トイレには1回行った。トイレは空いているが、いちばん近いところでもスタート地点から少し距離がある。待ち時間が10分だと、行って戻るのはぎりぎりだった。
楽しかったこと
いちばん楽しかったのは、たまねぎエイドで玉ねぎをもらえたことだ。それから、応援が普通の大会より近くて、アットホームだった。
初めて出る人へ
- チームは4人以上がいい。ある程度走れる人たちでも、3人はきつかった
- 寒さよけに、ポップアップテントと上着を持っていく
- トイレは、待ち時間に余裕があるうちに済ませる
- 玉ねぎがたくさん欲しいなら、ポケットの多い服で出る
ポケットの多い服でいえば、私は当日、ティゴラのマルチポケットパンツで走った。
1年はいたこのパンツの弱点と、収納の使い方は、こちらに書いた。

まとめ
- 札幌たまねぎリレーマラソンは、家族や仲間で楽しむアットホームな大会だった
- コースは1周約1,406mで、起伏はほとんどない。風は強く受ける
- たまねぎエイドで取った玉ねぎは、持ったまま1周走る
- 3人のチームでフルリレーに出て、部門で1位だった。3人はきつかったので、4人以上をすすめる
- 寒さよけのテントと上着を持っていく
来年は、誘われたら出たいと思う。ただ、この時期は北海道でも大会が多いので、そちらが先になるかもしれない。
10月の札幌マラソン(ハーフ)のレポは、こちらにまとめている。


