2025年9月ごろ、ワークマンでプレミアム超撥水ソフトシェルトレックフーディ(品番TS001)を買った。いまの公式価格は2,900円だ。
それから1年、秋も冬も、走るときの上着はほぼこれ1枚だった。いちばん寒かった朝は−11.1℃。洗濯はおよそ50回。それでも、まだ水をはじいている。
この記事は、登山向けとして売られているこの上着を、ランニングで1年着た記録だ。良かったところだけでなく、1年たった傷み具合や、いまの公式ページと違っていた点も書く。

公式のスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | プレミアム超撥水ソフトシェルトレックフーディ(品番TS001) |
| 価格 | 2,900円 |
| 機能 | 防風・超撥水・UVカット(UPF50+)・2WAYストレッチ |
| 撥水の持続 | 洗濯約100回(メーカー表記) |
| 透湿度 | 25,000g/㎡・24h |
| 耐水圧 | 1,000〜2,000mm |
| つくり | ベンチレーションになるポケット4つ/本体をポケットにしまえる/二重袖/裾の調節 |
| サイズ | S〜3L(3Lは身長175〜185cm・胸囲108〜116cm) |
名前に「トレック」とあるとおり、もともとは山歩き向けの上着だ。ランニング専用ではない。それでも、走るときに欲しいものがひととおりそろっている。
1年着た結論|まだ水をはじく、べたつかない、目立つ傷みもない
| 見たところ | 1年後の状態 |
|---|---|
| 撥水 | まだ水をはじく(洗濯およそ50回) |
| 汗 | 走っていてもべたつきは気にならない |
| 傷み | 目立つところに、ほつれはない |
メーカーは「洗濯約100回まで撥水が続く」としている。私はその半分ほど洗ったところだが、まだ水をはじいている。少なくとも1年、秋から冬を通して着るぶんには、撥水は持った。
1年着て50回ほど洗ったが、目立つところにほつれは出ていない。
走るときの着方|変えたのは中に着るものだけ
この上着の一番の使い道は、中に着るものを替えて、秋から真冬まで同じ1枚で通すことだった。
| 時期 | 中に着るもの | いちばん寒かった日 |
|---|---|---|
| 秋 | 長袖Tシャツ | 2025年11月8日。最低−2.1℃で6.07km |
| 真冬 | 裏起毛インナー1枚 | 2026年2月8日。最低−11.1℃で10.51km |
保温のための中綿も起毛も入っていない。それでも−11.1℃の朝を走れたのは、この上着の仕事が風を止めることだからだ。寒さへの調整は、中に着るものでしている。
冬の昼休みに走るときは、雪道用の靴を履いて、この上着を上に羽織る。走ると汗をかくので、羽織るくらいでちょうどいい。

サイズ|あえて大きめの3L
私は身長181cm・体重66kgで、3Lを選んだ。着てみると少し大きめだ。
大きめなので、真冬に裏起毛インナーを着た上からでも着られた。防風の上着は、中に着るものの厚みまで考えて選ぶといい。
良かったところ
ポケット4つが、全部ベンチレーションになる
ポケットは4つあって、どれも開けるとベンチレーション(通気口)になる。走っていて暑くなったら、ポケットを開ければ熱が逃げる。上着を脱がずに、温度を調整できる。

袖口と裾で風を止められる
袖口と裾はリブで絞られていて、裾はひもでも絞れる。防風の生地を着ていても、袖口や裾が開いていれば風は入る。

本体をポケットにしまえる
本体を自分のポケットに畳んでしまえる。脱いだときは、片手で持てる大きさになる。

気になったところ
いまの公式ページと、2つ違っていた
手元の個体と、いまの公式ページ(2026年9月時点)を見比べると、次の2つが違っていた。
| いまの公式ページ | 私の個体(2025年購入) | |
|---|---|---|
| 反射材 | 背中の右側に反射プリント | ない |
| フード | 丸めて襟にできる | できない |
同じ品番でも、買った時期で作りが少し違う可能性がある。中古や型落ちで買うときは、写真で反射材やフードの形を確かめたほうがいい。
反射材がない
私の個体には反射材がない。朝の暗い時間に走るなら、反射材は別に用意したほうがいい。
裏地はメッシュではない

裏地はメッシュではなく、なめらかな生地だ。走っていてべたつきは気にならなかった。ただ、保温材がないとはいえ、真夏に着るものではない。
こんな人に向く
- 秋から冬に、1枚の上着で通したい人
- 寒さの調整は、中に着るもので細かくしたい人
- 3,000円以内で、防風と撥水がある上着を探している人
こんな人には向かない
- 暗い時間に走るのに、反射材を別に持ちたくない人(私の個体には反射材がなかった)
- 上着1枚で暖かさまで欲しい人(保温材は入っていない)
- ランニング専用の軽さを求める人
まとめ
- ワークマンのTS001を、ランニングで1年着た。いちばん寒かった朝は−11.1℃
- 洗濯およそ50回でも、まだ水をはじく。べたつきも気にならず、目立つほつれもない
- 秋は長袖Tシャツ、真冬は裏起毛インナー。変えたのは中に着るものだけ
- ポケット4つがベンチレーション。本体はポケットにしまえる
- 2025年に買った個体は、いまの公式ページと反射材とフードが違った
秋のランニングウェアの選び方は、こちらにまとめている。

冬の雪道で履いている靴はこれだ。

