📌 この記事は、いち市民ランナーの健康診断結果と、市販サプリを飲み始めた体験を記録したものです。医療的な診断・治療の助言ではありません。数値の意味や体調に不安がある場合は、自己判断せず医師にご相談ください。
先日、会社の健康診断の結果が返ってきた。総合判定はC1(要経過観察)。大きな病気を示すものではなかったが、月300km走る自分としては「あれ、ここは走ってるからこそかも」「ここは走ってるのに、なんで?」と気になる項目がいくつかあった。
とくに引っかかったのがヘモグロビンが基準値の下限ギリギリだったこと。ランナーは鉄が不足しやすいと以前から聞いていたので、これをきっかけにDHCのヘム鉄を飲み始めることにした。この記事は、その健診結果(3年分の推移つき)と、ヘム鉄を選んだ理由を正直に記録したものだ。
私は札幌で走る40代の市民ランナー。フルのサブ80(3時間切り…ではなく1時間20分切り=ハーフ)を目標に練習している。日々の様子はX(エックス)でつぶやいているので、よかったらのぞいてほしい。
健康診断の結果を、ランナー目線で見てみる
まず、褒めていい数値から。BMI 21.0・血圧117/74・肝機能(AST/ALT/γ-GT)オールA・空腹時血糖80・HbA1c 5.2と、生活習慣病まわりはかなりきれいだった。走り続けている効果なのか、この辺りは毎年安定している。ここは素直にうれしい。
一方で、ランナーだからこそ気になった項目もある。3年分の推移を並べるとこうなった。
| 検査項目 | 2024 | 2025 | 2026(今回) | 基準値 |
|---|---|---|---|---|
| ヘモグロビン(g/dL) | 14.0 | 14.4 | 13.9 | 13.6〜18.3 |
| MCHC(%) | 31.9 | 31.9 | 31.0 ↓ | 31.8〜36.4 |
| 血小板(万/µL) | 11.0 | 10.3 | 11.4 ↓ | 14.0〜37.9 |
| 安静時心拍(拍/分) | 66 | 46 | 57 | 50〜90 |
| クレアチニン(mg/dL) | 1.02 | 0.97 | 1.12 ↑ | 0.65〜1.09 |
| LDLコレステロール | 128 | 124 | 126 ↑ | 60〜119 |
ざっくり言うと、血液(鉄・貧血まわり)と、心拍、腎臓の数値、コレステロールで基準からわずかに外れたという結果だ。ひとつずつ、ランナー目線で見ていく。
安静時心拍と心電図 ―「走ってるから」の代表格
安静時心拍は今回57拍。基準内だが、前年はなんと46拍で、そのときの心電図には「洞徐脈(脈が遅い)」といった所見もついていた。持久系の運動を続けると心臓が効率よく働くようになり、脈がゆっくりになる――いわゆる「スポーツ心臓」として知られる現象だ。ランナーが健診でドキッとしがちな項目だが、今回のように毎年経過を見てもらえるのはありがたい。
※ただし徐脈や心電図所見の意味は人によって違う。「ランナーだから大丈夫」と素人判断はせず、医師の指示に従うのが大前提だ。
そして本題 ― ヘモグロビンと鉄
今回いちばん気になったのが、ヘモグロビンが13.9g/dLと基準下限(13.6)ギリギリだったこと。前年の14.4から下がっているのも気になる。さらに赤血球の濃さを示すMCHCも基準をわずかに下回った。これらは鉄が足りていないときに動きやすい数値として一般に知られている。
思い当たる節はある。走行距離を増やしてから、疲れの抜けが悪い日や、練習後にやたら眠い日が増えた気がしていた。もちろん暑さや睡眠のせいかもしれないが、「ランナーの鉄不足」というキーワードが頭をよぎった。
なぜランナーは鉄が不足しやすいと言われるのか
ランナーやマラソン選手は、一般に鉄が不足しやすいとされ、これは「スポーツ貧血」とも呼ばれる。よく言われる理由はこのあたりだ。
・汗から鉄が失われる(夏の大量発汗はとくに)
・着地の衝撃で足裏の赤血球が壊れる(溶血)と言われる
・走ることで消化管からの微量な出血が起こることがある
・そもそも汗をかく運動で鉄の需要が増える
いずれも「一般にそう言われている」という話で、私が医学的に断定できるものではない。ただ、月300kmという走行距離を考えると、人よりは鉄を失いやすい生活をしているという自覚は持っておいたほうがよさそうだ、と今回の結果で改めて思った。
ヘモグロビンだけでは分からない「隠れ鉄不足」
ここが今回いちばん伝えたいところだ。実はヘモグロビンが基準内でも、体の貯蔵鉄(フェリチン)が枯れかけていることがある、と言われている。貯金(フェリチン)を切り崩して、なんとかヘモグロビンを保っている状態だ。これは通称「隠れ鉄不足(潜在性鉄欠乏)」と呼ばれる。
そして今回の健診では、フェリチンや血清鉄は測定されていなかった。つまり、私のヘモグロビンが下限ギリギリなのが「たまたま」なのか「貯蔵鉄まで減っているサイン」なのかは、この結果だけでは分からない。
📌 反省点として、次に体調が気になったら、まず病院でフェリチンを測ってもらおうと思っている。サプリを飲むより先に「本当に足りていないのか」を数字で確認するのが本来は正しい順番だ。この記事も、あくまで「下限ギリギリだったので予防的に鉄を足してみる」という一市民の判断として読んでほしい。
DHCのヘム鉄を選んだ理由

数ある鉄サプリの中で、今回はDHCのヘム鉄を選んだ。理由はシンプルで、「ヘム鉄」であること、安くて続けやすいこと、入手しやすいことの3つだ。
「ヘム鉄」は吸収されやすいとされる
鉄には、肉や魚に含まれるヘム鉄と、野菜などに含まれる非ヘム鉄がある。一般にヘム鉄のほうが体に吸収されやすいとされ、胃への負担も比較的おだやかと言われている。鉄サプリはお腹に来る(気持ち悪くなる)人もいると聞いていたので、まずは吸収の良いとされるヘム鉄から試すことにした。
スペックと栄養成分

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1日の目安 | 2粒(水またはぬるま湯で) |
| ヘム鉄 | 500mg(鉄として10.0mg) |
| 葉酸 | 75µg |
| ビタミンB12 | 1.0µg |
| 分類 | 栄養機能食品(鉄・ビタミンB12・葉酸) |
| 入り数 | 90日分(180粒) |
パッケージの表示によれば、「鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です」「ビタミンB12及び葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です」とある(栄養機能食品としての表示)。鉄そのものだけでなく、赤血球づくりに関わる葉酸・ビタミンB12もいっしょに摂れるのは、鉄不足が気になる身としては心強い組み合わせだ。

カプセルは黒っぽい小粒のハードカプセルで、1日2粒。90日分で1日あたり十数円ほどと、続けるハードルはかなり低い。この「無理なく続けられる価格」も、毎日飲むサプリでは大事なポイントだと思う。
飲み始めての正直な感想(※これからの記録)
正直に言うと、飲み始めたばかりなので「効いた」とはまだ何も言えない。数日で体が激変するようなものではないし、そもそもサプリは「多量に摂れば健康が増進する」ものではないと、パッケージにもはっきり書いてある。飲んだ翌日にお腹の不快感などは今のところ出ていない、という程度だ。
大事なのは答え合わせ。次回の健康診断(できればフェリチンも測る)で、ヘモグロビンや鉄の数値がどう動くかを見て、この記事に追記していくつもりだ。「ランナーがヘム鉄を1年飲んだら数値はどうなったか」という、自分でも読みたい記事に育てていきたい。
📌 鉄は不足も困るが、摂りすぎ(鉄過剰)も体によくないとされる。とくに男性や閉経後は鉄が排出されにくいので、なんとなくの大量摂取は禁物だ。目安量を守り、体調に不安があれば必ず医師に相談してほしい。
まとめ ― ランナーは「鉄」を意識しておきたい
今回の健診で学んだのは、走って体は健康的でも、鉄のような一部の数値はむしろ削られていることがあるということだった。ヘモグロビン下限、MCHC低下は、その静かなサインだったのかもしれない。
対策として私はDHCのヘム鉄を飲み始めたが、いちばん伝えたいのは「気になったらフェリチンを測って、医師に相談するのがいちばん確実」ということ。サプリはあくまで食事の補助だ。それでも、下限ギリギリの数値を見てただ不安になるより、できることから手を打つのは悪くないと思っている。同じように健診結果とにらめっこしているランナーの、ひとつの参考になればうれしい。
▼ 私が飲んでいるDHCのヘム鉄はこちら。
夏の補給・栄養まわりの話は、こちらの記事でもまとめている。




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